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フローラSの展望?
日曜日に東京競馬場で行われますオークストライアルのフローラSの有力馬の展望です。

サンテミリオン…この時期の牝馬といえば、その気難しさから折り合いに難を抱える者も多い。よく聞く“魔の桜花賞ペース”というのもその好例で、一種独特なGIの空気に飲まれた若い牝馬が、掛かりに掛かって暴走気味に飛ばした結果、狂気のようなハイペースとなるのだ。その点この馬の持つ、3歳牝馬らしからぬ折り合いの付き易さは、この時期特に大きな利点だ。初の重賞挑戦となった前走では、まさかの初黒星を喫し、桜花賞出走への道は閉ざされたが、「折り合って追走は出来たけど、出負けが最後まで響いた形。スムーズなら…とは思うけれど、逆に早いうちに厳しい競馬を体験できたのは、後々を考えれば良かったのかもしれない」と関係者が語るように、あの敗戦も次への糧。無理せず早目に目標をオークスに切り替えたことも、現状の充実した馬体を見る限り、正解だったように思える。こうした気性と馬体は、総じて距離が伸びた方が向くだけに、ここで是非とも賞金を加算して本番に向かってほしいところだ。

アグネスワルツ…決して合うとは言えないダート戦で初陣を迎えたように、脚部に少々ひ弱な面を抱えていた同馬。芝でこそのスピード能力は、その後のレース内容から見ても歴然だが、関係者の不安は骨折という結果を迎えてしまったのだ。幸い症状は軽度なもので「桜花賞も、使おうと思えば使えたぐらい。ただ、強い馬だから無理させたくなかったから、オークス一本に狙いを絞って、その分ここまでじっくり仕上げてきた」とのことだ。お陰で不安のあった脚部を含め、全体的に一回り成長し、今では普通の調教をビッシリ課しても大丈夫なほどになったという。その影響もあってか、以前は散々乗り込んでようやく時計が出るタイプだったが、今回は調教再開後、早い段階で好時計を出していた。「以前の様子から、鉄砲駆けがどうかなと心配だったけれど、この分ならいきなりでも大丈夫そう」と、関係者も今の動きには満足げであった。潜在能力は決して引けをとらないことは既に証明済み。これだけ動けるなら、休養明けでも軽視は出来ない。
???????…四月一週目の未勝利戦を勝ち、中2週で果敢にもここに駒を進めてきたが、もちろん勝算無しで出てくるわけではない。「体質が弱くてデビューも遅れたけれど、立て直した効果か、以前では想像出来ないほど丈夫になったよ。このローテーションでも馬体が減ってこない…と言うより、むしろ使って筋肉が付き、ボリュームが出てきた」と関係者が語る通り、1つ勝って勢い付いたかのような、充実した馬体を見せている。「これまで阪神でしか走ったことがないし、長距離輸送、一線級が相手、本格的な急坂…と、こなさなければならない課題は山積み。とはいえ今なら、そのあたりも全部どうにかしてくれるんじゃないか…そんなことを思うぐらい、調子が上がって来ているんだ」と、その期待度は相当高い。どうやら鞍上も想いは同じのようで、引き続き今回も未勝利勝ち直後の同馬に騎乗。あれほどの名手なら、同馬以外からも引く手数多だったろうに…。不確定要素も多いが、それらも乗り越えてしまいそうなほどの意気込みが、この馬にはある。

ブルーミングアレー…2戦目で好レースを演じたアパパネは今やGI2勝馬、3戦目でクビ差まで詰め寄ったエイシンフラッシュは皐月賞3着馬…。自身の勝ち鞍は新馬戦の1つのみだが、その後の対戦相手と戦績を見れば、ここでの実力上位は明らかだ。「月1走ペースで激戦を演じていたし、前走は流石にその分の疲れが出たのかな。今回は放牧で立て直して、牧場でシッカリ乗り込んで貰ったし、最終追い切りで仕上がるよ」と関係者は語っていたが、シッカリ一本追われて体勢は上々。「いくらオープン特別で上位に行けても、身分はまだ1勝馬。実力を出せば権利は射程圏内だと思っているし、立ち回り1つで2勝目も十分狙えるよ」と関係者は自信の程を見せていたが、馬自身もそれに応えられるだけの状態だ。樫の舞台に立つ実力は十分。堅実さを武器に、ここでも上位争いを演じてくれることだろう。

アマファソン…前走君子蘭賞では、人気勢をまとめてなで斬り。久々の勝利を挙げると共に、倶楽部軸馬としての仕事もキッチリ果たしてくれた。「元々あれぐらい走れる馬だ」とはレース後の関係者の話だが、思えば以前から並々ならぬ末脚を武器に、牡馬相手のオープン特別でも上位に食い込んでいたのだから、牝馬同士に戻れば決め手上位は明白だ。「昨秋の疲れが抜けず、復調まで時間はかかったけれど、オークスには間に合いそうで何より。後は権利を獲るだけ」と、関係者の視線は既にGIの舞台へ。昨年は使うごとにカリカリする面が増したりと、非常に扱いにくい性格であったが、年が明けてからはそのあたりにも成長の兆しが。「以前ほど使ったダメージが残らなくなった。お陰でキッチリ追い切りがこなせるし、その分パワーアップしてきた」と、ここに来て一皮むけた印象だ。前走の再現も十分あり得る。

???????…君子蘭賞ではアマファソンの後塵を拝したが、巻き返しに懸ける関係者の意気込みは、この馬が随一。「前走だって、負けたというほど負けていない!」と語っていたが、確かにレースとしては、次は更に上の着順も…と十分期待出来るものであった。そもそもこの君子蘭賞自体のレベルは相当なもの。展開の差こそあれど、前日行われたGIII・毎日杯の勝ち時計は1分49秒3、そして君子蘭賞は1分48秒2。直線一気で勝ち星を挙げたアマファソンは勿論だが、この馬自身の走破時計も、毎日杯の勝ち時計を上回っているのだ。道中の位置取りなども考えれば、よりレース運びに融通が利きそうな余地を残す同馬の方が、府中のこの舞台では通用しそうな印象すら受けた。中間の調整も非常に順調で、上積みも見込める今回、現在の牝馬戦線の勢力図を一気にひっくり返すほどの激走すら期待出来る。

ベストクルーズ…阪神JF3着という実績を持ちながら、桜花賞は全登録馬中賞金順で19番手、最終的に除外の憂き目に逢ってしまった同馬。このあたりの出走ラインにいる馬の場合、出走順上位馬の回避を見越して仕上げ、いざ除外になった際に困るというケースも多いのだが、「今年は早くから皆『出る』と言っていたし、出走ラインぎりぎりの関東馬もどんどんこっち(栗東)に来たりしていて、ウチのは出られないだろうなと覚悟していたからね。今週でも大丈夫なようにしておいた」と、何とも準備万端なコメントが。前走時減っていた馬体も、この中間のカイ食いの良さで見事に回復。ただ増やしただけではなく、ビッシリ調教を課しつつのものである分、筋肉の付き方などは前走時と比べても数段上だ。ただし少々輸送減りする傾向が見られただけに、この仕上げで輸送減りしてしまうと、本番が少々不安にも思える。が、逆に言えばそれだけシッカリ仕上げて、出走権を獲りに来たということだ。実績馬の巻き返しに期待が懸かる。

なお、今回は情報提供元からの要請で、一部の馬名を伏せさせて頂きます。
?の馬名につきましてはレース後に、感想と合わせてお話しします。


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ブログ | 06:13:57 | トラックバック(0) | コメント(0)
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